
マンションなどでよく使用されているのが50二丁(45二丁とも呼ばれる)タイルと呼ばれるもので、50角タイル2枚分の45mm×95mm(目地を含めた寸法で50mm×100mmを指す)サイズです。ほかにも45三丁(45mm×145mm)、45四丁(45mm×195mm)のサイズがあります。また、外壁によく使用される二丁掛、小口平タイルは、レンガのサイズを元に生まれたもので、二丁掛は、小口平タイル(60mm×108mm)2枚分の大きさに目地幅を加えた寸法とひとしくなます。60mm×227mmの寸法のタイルのことです。煉瓦の小口二つを合わせたものということが語源です。三丁掛は90mm×227mm、四丁掛けは120mm×227mmとなります。
内装用のタイルでは、主要なもので100mm角や150mm角などがあります。
小さいものでは10mm角や20mm角、丸形や六角形などさまざまなサイズや形状があり、個性的な空間を演出できます。
床タイルでは100角程度のものから600mm角を超える大形のものまであります。
もともとタイルを外壁などに施工する場合、割り付け作業が必要となりますが、日本家屋の建築の場合、尺貫法で寸法が採られており、柱から柱までをタイル施工するとなれば、柱間は一間(6尺=6×303mm)ですので、6枚のユニットを割り付けるのがベストとなります。(床1坪の場合は36枚)
しかし最近では、家屋もメートル法で設計されることが多く、ユニットサイズもこれに合わせ300mm×300mmとなっています。
それぞれの特徴は次のとおりです。
基本的には、吸水率が低いほど磁器の性質を現すことから、かつては、吸水率だけで分類されていましたが、最近の新製品では、技術発達もあり、吸水が高くても磁器の性質をもつものや、低くても陶器のような性質をもつものがあり、かならずしも吸水率だけで、磁器、陶器、せっ(炻)器と判断することは難しくなり、そもそも、吸水率で敷居値を設けて、単純に磁器、陶器、せっ(炻)器と区別するのは違うという判断もあり、それらに一線を設けた形となっています。 磁器質、せっ(炻)器質は内・外装、床全てに使われますが、陶器質は内装に使われます。 ただし、用途は使用部位、形状、重量などの要因によっても、向き不向きがありますので、メーカーに確認する必要があります。 なお、2008年のJIS改正により測定方法が自然吸水から強制吸水へ変更されたため、磁器質、せっ器質などの呼び名からⅠ類~Ⅲ類という呼び名に変わりました。
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| 施釉タイル | 無釉タイル |
施釉タイルは、釉薬に含まれる顔料により表面の色をつくります。 無釉タイルは粘土自体に含まれる鉄分などの呈色によるもの(土もの)と、白地の素地に顔料を添加配合して着色するもの(練り込み)があります。 近年は技術の進歩により、両者の中間のようなものもあります。
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| 湿式成形 | 乾式成形 |
湿式成形とは、含水率の高い素地原料を押出成形機によって板状に押し出し、所定の形状・寸法に切断して成形する方法です。
乾式成形とは、微粉砕された含水率の低い素地原料を、高圧プレス成形機で所定の形状・寸法に成形する方法です。
タイルは茶碗や食器と同様、高温焼成の陶磁器質で、その原料にアスベストなど一切使われていません。
タイルは、吹付け材に比べてイニシャルコストは高くなりますが、塗り替えが必要なく、補修・改修費用も少なくて済むため、新築から建物の寿命までのライフサイクルコストは安くなります。
